幅広く精神医学全般を診ています。統合失調症、躁うつ病、神経症、摂食障害など様々な疾患を治療していますが、特に近年PTSD(外傷後ストレス障害)、トラウマの治療を専門的に力を入れて取り組んでいます。具体的には、EMDRという心理療法に力を入れています。 EMDRという治療はPTSD(外傷後ストレス障害)の治療方法として大変有効であるといわれている治療方法です。阪神大震災などの自然災害の被害、交通事故、自殺の目撃、近親者の突然の死、性被害、などのPTSDにはとてもよい治療効果が得られています。また、単にPTSDだけではなく、幼少期の虐待や機能不全家族に育つ中でのcomplex trauma、いわゆるアダルトチルドレンと呼ばれているような問題に関しても積極的にEMDRを使った治療を試み、よい結果が見られています。 EMDRに関しては、平成10年からこの技術を学び、ファシリテーター及び認定EMDRコンサルタント資格という指導的資格も取得しており指導・普及に貢献しています。現在は日本EMDR学会の副理事長を務めています。 最近は、Asperger症候群をはじめ軽度の発達障害が潜在的に存在していてトラウマ様の症状を呈したり、うつ状態や社会への不適応を引き起こしたりする問題があるのではないかと気になり、勉強しているところです。 |